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アルマトイ 行き方・治安【カザフスタン アルマティ】

日本からカザフスタンのアルマトイ(アルマティ)まで直行便がないため、アルマトイへの行き方や馴染みの薄い国なのでアルマトイの治安が一番気になりますから、皆様が安心してカザフスタンの観光ができるように、アルマトイの行き方や治安について解説します。どうぞアルマトイの観光をされる方は参考にしてください。

アルマティの行き方

残念ながら日本からアルマトイ(アルマティ)への直行便の運航がありませんから韓国のソウル経由になります。ソウル乗り継ぎで飛行機がアルマティに飛んでくることになりますから、キルギスとカザフスタン観光の出発点がアルマトイになります。航空会社はアシアナとAir Astanaです。

アルマトイの都市コードがALAです。日本から出発すると韓国のソウル乗り継ぎで、アルマトイの国際空港着になります。1週間に4回の便がありますから便利です。ただ基本的にはアルマトイ着が夜になりますから、キルギスの首都ビシュケクに車で行かれる方はアルマトイで一泊してから翌日にビシュケクに行くという感じなります。

もう一つのアクセスの方法としては日本からアルマティにはロシアのモスクワかウズベキスタンの首都タシケント経由行くことが可能ですがソウルの方が便利ですのでアシアナをおススメします。アシアナが飛行機の便数が多いだからです。

日本国籍者がカザフスタンとキルギスに入国するには無査証ですので面倒なビザの申請が不要ですので安心してください。

リンゴ里のアルマティ市

アルマティ(アルマトィ)はカザフスタンの東南部に位置する同国最大の都市です。アルマティは天山山脈の支脈である5000メートルのザイリスキーアラトー山脈の麓に位置、その向こうにはキルギス共和国です。旧名がアラマ・アタで1997年の11月カザフスタン共和国の首都でしたが首都がカザフスタンの大統領によりアスタナ(現在のヌルスルタン)に移転されました。アルマティは19世紀半ばに建設されたウェル二ーというロシア軍の町として発展しました。

アルマティの面積が326平方キロで、人口が約2百万、標高650‐1150mと北緯43度に位置しています。

 

28人のパンフィロフ戦士公園

第二次世界大戦の時に、その時代のカザフスタン社会主義共和国から出征して、モスクワを防衛する戦いで戦死された28人の戦士の記念をして造られたアルマティ最大の公園です。親衛部隊とは第2次世界大戦中にソ連軍の中で特に功績のあった人や部隊に贈られた称号です。アルマティ出身のパンフィロフの28人の戦士からなる部隊は数、装備ともにはるかに優勢なドイツ軍を撃退(50台の戦車の中に17台を破壊)したことにより、その称号が与えられました。パンフィロフ戦士公園の中にはレリーフ像があります。

公園の中心部には永遠にとだえることのない無名戦士のお墓があって、周りにレーニンの革命に関する像や第2次世界大戦関係の像もあります。パンフィロフ戦士公園はアルマティの中心地ありますから市内観光をするなら最適な場所です。

ゼンコフ・ロシア正教会

1904年に当時の有名な設計家ゼンコフさんに建設されたアルマティの最もきれいな木造のロシア教会です。ソ連時代の移住政策の結果、アルマティではロシア人の数が増えたのでロシア正教会を造る必要がありました。1911年に起こっただ地震でも倒れなかったことで有名になりました。ソ連時代には博物館として使用されていましたが現在はまたロシア正教会として利用されています。

アルマティの中央国立歴史博物館

アルマティの市内観光・ツアーをするとしたら歴史博物館をおススメします。なぜかというとカザフスタンの遠い所に行かなくても、この歴史博物館で展示されている大自然の写真や旧ソ連時代の歴史的な資料も豊かです。

広い敷地内にある地下一階から地上2階の大きな建物です。地下の階では石器時代の遺跡から発掘された出土品や上の階にはカザフスタンの遊牧文化関係のものが展示されています。

歴史は博物館の主な展示物が黄金人間です。アルマティから1時間半くらいの距離にあるイシク村のところでサカ族関係の古墳が発見されて、古墳から黄金の鎖帷子と装飾品を身にまとった17歳の若者の黄金人間が発見されました。現在は黄金人間の本物が首都のヌルスルタンの博物館で展示されていますからアルマティの博物館ではレプリカしかありません。

日本人墓地

歴史に興味をお持ちの場合はアルマトィの日本人墓地への観光をおススメします。スターリン時代に、旧ソ連から中央アジア国にたくさんの抑留者が送られましたからその中に日本人の抑留者もいました。その時代に、厳しい労働に従事させられていたドイツ人の抑留者のお墓もありますがすぐ隣に日本人墓地もあります。日本人墓地に行くと戦争やアルマティの歴史について学ぶことが出来ます。

中央バザール

アルマティの市内観光では一番おススメの所が緑の中央バザール(Green market)です。ここはアルマティの一番安い市場で現地住民の中で大人気でいつも活気溢れています。規模的にはそんなに大きくない市場ではありますが中に入ると馬乳酒をはじめ、乳製品、果物や野菜、肉などが販売されていますので中央アジアらしい雰囲気を感じることが出来ます。

コクトべ行楽地

コクトべというのが緑の山という意味で、コクトべの山頂からアルマティのパノラマを一望できるところとして有名な行楽地ですから1年中観光客でにぎわっています。コクトべの標高が1130でアルマティより高いので街と天山山脈の支脈ザイリスキー山脈の絶景も満喫できます。山の斜面には327メートルのテレビ塔があります。

アルマティ(アルマトィ)の治安

基本的にはアルマティ(アルマトィ)の治安がいいです。アルマティは近代的な都市で中央アジアの最も安全なところと思われていますので全般的に安全ですが他の国の大都市と同じように人が集まるバザールではすりや泥棒がいますので気を付けないといけません。

殆どのアルマティ観光をしたお客様に確認すると安全な都市ということを実感したと言いますがそれでも2百万の人口の中に色々な性格の方がいますので気を付けましょう。念のため、暗くなってから外にできるだけ出ないようにした方がいいです。

タクシーに乗る時には外国人を見るタクシーの運転手がお金を高くして言う時もありますので注意してください。アルマティ市内の移動なら平均的なタクシー代が1000‐2000テンゲくらい(3‐5ドルくらい)です。

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