シルクロードの一大中継地点として名をなすサマルカンドです。ティムールの時代には帝国の首都となり、東西から多数の建築家が集められ、今の美しい青の都が生まれました。サマルカンドは青の都、イスラーム世界の宝石、東方の真珠など、多くの異名を持っています。歴史的な名前はマラカンドで1220年のモンゴルの攻撃で町の人口の４分の３以上が殺されて、大きな被害を受けました。そのサマルカンドをよみがえらせたのがティムールであり、チンギスハーンは破壊してサマルカンドをティムールが建設したと言われるように、彼は抵抗各地から連れ帰った職人や建築家たちを使い、サマルカンドをイスラム世界に名ただる都市に復興しました。
