シルクロードの一大中継地点として名をなすサマルカンド!
サマルカンドはウズベキスタンの有名な観光資源と史跡宝庫である都市で、中央アジアの有名な世界遺産の都市であります。サマルカンドは古代にマラカンダと呼ばれ、紀元前3世紀に、その都市の文明のレベルの高さにアレクサンドロス大王が感嘆したと言われます。そのあと、様々な民族の支配を受けながらも、16世紀ごろまでは文明の中継点として常に時代の流れの中にいました。特にティムールの時代には帝国の首都となり、東西から多数の建築家や技術者、彫刻家が集められ、今の美しい「青の都」が生まれました。そのサマルカンドも帝政ロシア時代になると街並みは他の都市と同じように整備され、いにしえのモスク以外に当時を偲ばせるものはありません。ですがそれでも「青の都」の名にふさわしい威厳と姿をこのまちは備えています。
サマルカンドはソグディアナの中心として発展した都市ですから現在でも規模的にはウズベキスタンの第2位の都市です。サマルカンドの意味は「人々の出会う場所」という意味で、この名前がサマルカンドはシルクロードの交易十字路だったから、いろいろの文化や宗教の人々と交易商人がサマルカンドで集まっていたことに由来します。
残念ながら日本からウズベキスタンのサマルカンドまでの飛行機の直行便がありませんが東京から首都のタシュケント国際空港までは直行便があります。サマルカンドに行くには二つの方法がありますが両方ともタシュケント経由になります。
サマルカンドの国際空港は市内の中心地から7キロくらい離れたところに位置しています。歩きで行ってもいいくらいの距離ではありますが荷物が重かったら、慣れないサマルカンドで大変ですからタクシーをおすすめ!
サマルカンドではメーター付きのタクシーが珍しいので、乗る前に運転手に行先を説明して、タクシーの料金について交渉する必要があります。サマルカンド空港から市内まで10∼15分くらいで、そんなに遠くはないですがタクシーの運転手はだまして高額を教える可能性が高いのでご注意しましょう。空港から市内までだと片道平均的にタクシー代は5~8ドルくらいです。