アルマティはカザフスタン東南部に位置する同国最大の都市です。アルマティの人口は2百万人です。すぐ南には5000m近いザイリスキーアラトー山脈が連なり、その向こうはもう中央アジアスイスと言われるキルギスがあります。前のアルマティではリンゴの木が多かったからアルマティの意味はリンゴの里という意味です。アルマティの旧名はアルマ・アタで1997年11月まではカザフスタン共和国の首都でした。これは19世紀に半ばに建設されたウェルニーというロシア軍の町として発展しました。
ソ連の一部として1929年にカザフ社会主義共和国が誕生しました。当初の首都は中部のクズル・オルダでしたが夏の気候があまりにも厳しかったため、夏でも涼しいアルマティへ遷都されました。今のアルマティの作りはロシア風で、住民の中でロシア人の数が多いため、感覚としてはロシアの地方都市にいるようです。
中央アジア色の薄い都市とも言えます。現在のアルマティはカザフスタンの首都ではありませんが中心都市として国家機関や省庁、各国の大使館もそのまま設置されています。1997年にカザフスタンの首都が今のヌルスルタン（前のアスタナ）に移転、アルマティは文化、学問、ビジネスの中心地として役割を果たしています。アルマティを訪問する観光客はメデウスケートリンクやシンブラクスキー場、コクトべ山のという行楽地に行って、天山山脈の支脈であるザイリスキーアラトー山脈の絶景を満喫することが可能ですから楽しい観光をすることが出来ます。アルマティ市内観光時はパンフィロフ戦士公園、中央歴史博物館と音楽楽器博物館、ゼンコフロシア正教会、中央バザールなどを見ることが出来ます。
