ウルグべク メドレセ(マドラサ)はサマルカンドの中心にあるレギスタン広場の真珠です。古代ウズベキスタンの最も有名な学者であったウルグべクが残した1420年のメドレセ(神学校)です。レギスタン広場にある他の観光名所の中で最古の建造物ですから、観光客の中で大人気です。当時はこのメドレセで120名以上の学生が数学と哲学を勉強して寄宿していたという説があります。この庭中を囲む2階建てのフジュラに学生が住み、講義室もありました。このマドラサには学生だけではなく、イスラム教の他、数学と哲学の教師もいましたから、ウルグべクが自分で造ったキャラバン・サライの収益で、教師の給料や学生の奨学金がまかなわれていたと言われます。
元々はこのサマルカンドで建設されたマドラサが天文学研究の中心として役割を果たしていましたが、80人の当時の優秀な天文学者が研究をしていたそうです。1424年にこのメドレセにあった天文学研究の活動をサポートするために、立派な天文台を建て初めて、1429年に天文台の建設が終わりました。この天文台でウルグべクが亡くなるまで天体の観測をしていました。
35メートルの高さを誇る入り口のアーチには嗜好を反映して、青い星をモチーフにしたタイルの模様が描いてあります。アーチの両側に塔があり、北側の塔が少し傾いています。
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