ウルグべク マドラサ(メドレセ)はブハラの最も古い建造物であり、ウルクべクが教育施設にしたいと願って建設した神学校の一つです。サマルカンドの同名のマドラサより早く、1417年に建設されました。現存する中央アジアの神学校の中で最古の学校です。こちらが先だったのは当時ブハラで勢力を持っていたナクュバンディ一派のウルグべクへの反感が強かったため、その支持を得るためではなかったと考えられています。このマドラサのような青いタイルを大量に使った外部の装飾や外観を誇示するための二重殻のドームといった技法はティムール朝期になって出現したものであり、サマルカンドのグーリアミール廟にも典型的に見られるものです。入り口には「知識の追及はすべてムスリム男女の務めである」とのウルグべクらしい碑文があります。
ウルグべクゆかりの建造物はサマルカンドに多く残っていますがブハラではこれだけです。このマドラサの建設が完成したのが1417年にですが1585年に修復されました。
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