カラコルの最もキルギスらしいマーケットはマル・バザールという家畜の市場です。カラコルの中心地から北に3.5キロくらい離れているところにアニマルマーケットで、車で10分、歩いて20-30分以上かかります。
ここは中央アジア最大のアニマルマーケットで家畜の売買を専門にしたバザールですからカラコルやイシククル州だけではなく、キルギスの他の地域と隣のカザフスタンからも羊、馬、牛などを買いに来る方が多いです。
イシククル州では牧畜で生計を立てる農家や酪農家多く、特にカラコル市の周りが家畜の放牧ができる牧草地と山が多いのでカラコルが動物を育てるには最適な場所ですからカラコルのアニマルマーケットに行くと人より家畜の頭数が圧倒的に多いです。
1869年にカラコル市が造られてからすぐアニマル・マーケットも造られ、当時からこのバザールがやっていますのでキルギスの最も古い市場でもあります。
当然このバザールは中国のカシュガルの家畜市場と比べると小さいですが最もキルギスらしいところを見たいなら、このカラコル家畜マーケットをおすすめします。
家畜の市場の営業時間が1週間に1回、毎日曜日です。
朝の05時から午後の15時まで開いています。