パンジャケント(ペンジケント)はタジキスタンの有名な古都で、国の西部のソグド州にあるザラフシャン川沿いにあります。町自体はトルキスタンとザラフシャン山脈に囲まれていますから、非常に自然豊かな場所で、ここから巨大な自然の絶景を満喫することができますから、自然愛好家にとって最適なところです。地理学的にウズベキスタンの国境に近い場所に位置していますから、サマルカンドまでの距離は50キロだけです。パンジャケントはシルクロードの交易と文化の十字路として栄え、中央アジアの中でも最古の都市遺跡です。ペンジケントが位置するソグド州はウズベキスタンのブハラ州やサマルカンド州とともに古代国家ソグディアナに相当します。
ペンジケントでは「中央アジアのポンペイ」と呼ばれる古代のペンジケント遺跡が発見されました。この8世紀の遺跡の下に5世紀の都市遺跡が眠っているという説がありますから、これからも考古学的な発掘が行われる可能性があります。1933年に現地の羊飼いにたまたま発見された出土品をきっかけに、1946年に一回目の発掘が始まりました。この都市遺跡のメインストリートに住居やゾロアスター教寺院、商店や宮殿がありましたから、十分発展した古都であったことが明らかになりました。
しかしパンジャケント遺跡で行われた発掘調査はほとんど旧ソ連時代でしたから、発見された出土品がロシアのサンクト・ペテルブルグのエルミタージュ美術館やウズベキスタンのタシケントの歴史博物館で展示されています。
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