チャシュマ・アイユブ廟のアイユブはタジク語で(旧聖書のヨブに相当する人物)の泉を意味します。アイユブは旧聖書に出てくる預言者ヨブのことです。ただし霊廟と言っても、社られているのは人ではなく泉そのものです。伝承によれば、ある時この地を訪れたアイユブが地面を杖で叩いたところ、たちまち地中から聖なる水が湧き出したと言います。もっともイスラムから以前からの聖地だったとの説もあります。建物は不思議な形をしていますがこれは円錐型の屋根をした霊廟が12世紀に築かれた後、まったく異なる形の建物がそれぞれ14世紀と16世紀に増築されたためです。霊廟内に今も泉が残っていて、聖なる水を飲むことが出来ます。場所は大バザールの隣です。
昔この泉は眼病に効くといわれて大勢の人が遠くからやってきましたが疫病の流行で水汲みが禁止されました。今でも中に泉があり、水がこんこんと湧き出しています。
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