カラクリ湖はタジキスタンのパミール高原の標高3914mに位置する神秘的な高山湖です。カラクリ湖はタジキスタンの「世界の屋根」と呼ばれるパミール高原の美しい絶景の秘境湖でありますから、自然愛好家の観光客は一番憧れる観光スポットです。カラクリ湖の長さ33キロ、幅24キロ、水面380平方キロです。湖の真ん中に小さな島みたいなところがありますから、湖が東と西、二つの部分に分かれ、西の湖の一番深いところは236m、東の湖なら22mです。東と西のパミール高原の間にはたくさんの氷河からできた湖がありますが、その中最大なのがカラクリ湖ですが塩湖なので、湖の水を飲めませんが塩分が低いため、冬になったら水面が凍ることがあります。夏だカラクリ湖の水温が12度まで上がりますが冬には水面に幅1mの氷が出来ます。しかしカラクリ湖の透明度が非常に高いので、周りの平均高さ5000mの雪山が湖の水面に映って、絵のように美しいです。カラクリ湖は地理的にパキスタンと中国の国境クンジュラブ峠の近くにありますから、中国のカシュガルからカラクリ湖に日帰りで行ってくることが可能です。
カラクリ湖での楽しみ方の一つはこの湖の絶景を満喫することだけではなく、7719mのコング―ル峠を展望を楽しむことであります。ここからは絶景だらけの自然と平均高さ5000m以上の雪山を眺めることが可能ですから魅力がたっぷりある自然観光地です。
カラクリ湖は基本的に周りの氷河からできた高山湖で、流れ込む川も雪解け水ですから、真夏でも水温が非常に低くて、地元の人々でも泳ぐことが出来ません。カラクリ湖の湖畔には地元の遊牧民が移動式住宅のゲル（パオ）を張って、生活していますから遊牧民の生活様式も見たり、体験したり、することが可能です。
カラクリ湖に行くとしたら、キルギスのオシュから出て、タジキスタンとのクズ・アルト国境を越えて行くか、タジキスタンのムルガブから行くか、または中国のカシュガルから日帰りで行くかという方法で行くことになります。しかしゆっくり観光する時間がない方や高山病の問題がある方にカシュガルからのカラクリ湖への日帰り旅行をおすすめします。
カラクリ湖の観光に最適なシーズン・季節が夏（6月～9月）です。標高3600m以上の高原にありますから、冬に訪れることが非常に難しいですが春の5月から秋の10月まで可能です。3月と4月と11月だと春と秋ですが、この季節だとカラクリ湖が位置するパミール高原の雪がまだ溶けなく、道路が雪で封鎖されてしまったり、路面凍結の問題があったり、しますからご注意ください。
またはパミール高原の道路がOffRoadですから夏でも四輪駆動の車を強くおすすめします。セダンタイプだとこの地域の道路には安全ではないので、気を付けましょう。
