オシュはキルギスの第二位の都市で人口が23万です。キルギスの南首都とも言われるオシュはキルギスの最も古くて経済的に発展した都市の一つです。考古学者によって発見された人工品が紀元前5世紀までさかのぼります。オシュはローマよりも古いという話もよく聞かれ、オシュがソロモンまたはアレクサンダー大王によって創立されたと言う都市起源についていくつかの伝説があります。
オシュはシルクロードとして知られていた古代の取引ルート沿いの交差点に位置していて、大事な植民地として有名になりました。この都市はキジルアルト峠（国境）をわたってタジキスタンへ至る道、イルケシタム峠（国境）をわたって中国に至る道、ウズベキスタンに接する境界の近くにあるフェルガナ谷の先頭であるため、オシュ州の管理センターとも言えます。
オシュからタジキスタンとウズベキスタンと中国との国境に行くことができます。キルギス2番目の最高峰レーニン峰に行くにもオシュ経由になりますからキルギス首都のビシュケクから車で行くならオシュで一泊してからレーニンピークに行かれます。
オシュはウズベキスタンとの国境に近いので全人口の5割くらいがウズベク人で、民族構成が色々です。オシュで住んでいる人の言語がキルギス語ですがウズベク語にも似ていますからキルギスの北と南では方言があります。
オシュを観光で訪れたい方は弊社の以下の記事・ブログもお読みください
オシュへツアーをお探しの方と予約したい方向け
オシュ宝である世界遺産のスライマントー山があり、ここはオシュの最も人気ある観光地です。この山の下部にイスラム預言者スライマンセエイクシが埋められましたからこの山が神聖だと考えられて、多くの信者がここを巡礼します。また、イスラム教徒の間では、マホメットはかつてここで祈ったと思われています。
スライマントー聖山は都市スカイラインを支配16世紀まで「バラク―チ」または「ニースマウンテン」としても知られています。山のまわりに散歩にいい経路歩道があり、途中で巡礼者が祈っている姿を見られるかもしれません。行く途中、水のしずくがあり、そのしずくがスライマン（ソロモン）の涙だと言われています。巡礼者は病気の快復問題を解決するために祈りに来ます。何らかの理由で子供たちを生むことが出来なかった多くの女性によっても尊ばれています。
登って30分しかかからない高みに1497年にフェルガナの国王になった14才のバーブルによって建設されたモスクと旗ざおがあります。バーブルはインドのムガル人王朝の創業者で、建てられた建築を2回作り直しました。後の人生でバーブルが退位してから書いた自分の回顧録ではスライマン山（山の上にある建築も）両岸から庭とハンドルとして使われた赤くて白い右から見下ろした川について言及しました。
都市近郊で発見された数多くの古代人工品を展示する小さな考古学的文化的博物館がここにもあります。
クルマンジャトカにあるシルクロード博物館と呼ばれている歴史上の民族誌的博物館は南キルギスタンに集中して、シルクロードや南シベリアからのキルギス入植者、コーカンドクハナーテ、1865年のロシアの併合、1917年以来のボルシェビキ乗っ取りなどを紹介しています。
最も面白い展示の一つはキルギス種族と異なる一族（現在のキルギス社会における非常に重要な要因）を示す1953年にさかのぼった地図です。
地域の多くのガイドブックは全アジアの中でも最も絵のように美しいアクブーラ川の岸に沿っておよそ1キロメートル伸びているバザーに言及しています。アクブーラ川は都市の西部から南部を通り抜けます。
バザーの近くにキルギスの最も大きなサイドテーパモスクが位置しています。最初の木製の建物は1908‐1910年に建設されましたがソビェトによって閉鎖され、1943年にソ連政府によって再開されました。最近サイドデーパモスクはサウジアラビアの財政援助で修復され、約5000人の人が入れます。また適切な服装の男性やロシア正教会信者の場合にはラバトアブドゥルカーンのモスクは見るだけの値うちがあります。
オシュからカラショーロ国立公園やチーリウスチンのケイビスとアゥアランの岩面彫刻などを訪れることが出来ます。横にある多くの山脈は北部を南部から鮮やかに分けて、キルギスの南部はロシア風にされた北部より全く異なっています。
ビシュケクとオシュルートは一つだけの南北ルートで、山を通って、フェルガナ谷の北部の側面に沿った素晴らしい旅行を提供します。そのうえ、ビシュケクとオシュの間に1日の数便の飛行機が飛んでいます。
