琵琶湖の9倍の大きさを誇るイシククル湖!主な観光資源であるキルギス最大の湖で透明度が20mを超えます(バイカル湖に次いで第2位の透明度)。100 000年前にできた古代湖で、水中調査の結果、水没した集落地があったということを証明する大事な証拠が発見されたことや三蔵法師が立ち寄ったことで有名です。またはアミールティムールの避暑地としても使われていたという推測があります。
イシククル湖は世界第2の高山湖(標高1609m)、世界第5の深さ(一番深いところは668m、平均深300m)、と長さ810キロ、幅70キロ、0.06%の塩分です。しかし最も珍しいところは流れ込む川が80以上ありますが流れ出る川が一つもありませんから湖ではなくて、海ではないでしょうかと言ってびっくりする観光客もいます。しかし塩が入っていて、蒸発が強いから湖の水量が増えることがありません。
イシククル湖はステップを経て、北の方に吹く暑いと寒い風から守ってくれる天山山脈(北はクンゲイ・アラトーという日当たりのよい山脈、南はテルスケィアラトーという陰の多い山脈)に囲まれていますから天山の真珠とよく言われ、景色が素晴らしいところです。
イシククル湖は10万年前に氷河からできた湖で世界的に最も古いです。
イシククル湖については古い「西遊記」にも記載があります。三蔵法師はインドに向かう途中、イシククル湖南岸の天山山脈の中にあるベデル峠を越え、現在のキルギスの領土に入って、イシククル湖で休憩しましたから湖畔からそれを想像しながら湖と天山山脈の絶景を満喫するのが最高です。
ロシアの有名な探検家と軍人セミョノフさんは近くの山地に冒険を冒して行ったまで、その地域が世界にとって知られていないところでありました。東洋との接触の証拠として、紀元前128年にJan Chan Tzanという中国の旅行者が6年間の探検中イシククル湖に着いたということであります。湖への訪問については最初の記録が16年間の探検旅行をしたSuan Zsan(玄奘三蔵)という別の中国人の旅行者によってされました。982年にタジク語で書いた、東から西までの世界の境界という作品には湖の広さが正確に述べられ、初めてイシククル湖という名前が使われました。
イシククル湖周辺では様々な都市や村があります。
イシククル州はアクスー、ジェティオグズ、トン、チュプとイシククルの5県とカラコル、チョルポンアタとバルクチの三つの都市から構成しています。またはジェティオグズ、ボコンバエバ、トンなどの大きな村もあります。
チョルポンアタはイシククル湖の北岸にある避暑地・リソートタウンであり、夏の時に泳ぎに来る方で一番にぎわうところです。殆どのホテルやゲストハウスがチョルポンアタ市に集中し、イシククル州の最も経済的に発展した都市で、カフェ・レストラン、病院、学校などのインフラも整備されたところです。
カラコルはイシククル州の州都です。湖の東岸、標高1800mのところに位置し、天山山脈へのトレッキングや乗馬と登山の拠点の街として知られています。
イシククル湖の周辺では様々な遺跡や観光スポットがあります。
北岸のチョルポンアタ近郊の青銅器時代に描かれた4000年前のチョルポンアタ岩絵野外博物館
キルギスの文化と歴史について学べるところチョルポンアタ歴史文化博物館
南岸のイシククル湖の絶景を満喫・ハイキングできるスカスカキャニオン
カラコル市内にあるカラコル家畜市場(アニマル・マーケット)
などを楽しむことが出来ます。
イシククル湖の周辺では様々な乗馬・騎馬トレッキングのコースがあります。基本的には北岸や南岸の天山山脈の中でホーストレッキングをすることが出来ますからキルギスの乗馬を目指して訪問する方はイシククル湖だけではなく、森に覆われた緑の渓谷や山の景色を眺めながら乗馬ツアーを楽しむことが可能です。
北岸なら観光と乗馬拠点のチョルポンアタから行く乗馬コースになります。
南岸なら観光・乗馬拠点ボコンバエバ村から行くことになります。
以下はイシククル湖乗馬を楽しむコースで5日間でイシククル湖も一周するツアーです。
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