キルギス首都のビシュケクの中心地にあるアラトー広場は首都の主な観光名所です。アラトーの意味はアラ「白」とトーが「山」で、雪に覆われた白色の山ですから名前もそれにちなんでいます。キルギス人は昔から天山山脈のことをアラトーと呼んでいます。広場を歩くと、南にきれいに見えるのが天山山脈ですから観光客はここから富士山よりも高い4000m以上の山の写真を撮影することが可能です。
アラトー広場はちょうど都市の真ん中の標高700mに位置し、1979年に造られましたが当時の都市名がビシュケクではなくてフルンゼでした。フルンゼは現在のビシュケクで生まれた有名な司令官です。1991年の旧ソ連から独立後、ビシュケクに改名されました。
ビシュケクの中心部にありますからアラトー広場のアクセスがよく、お客さんが宿泊されるホテルから平均的に歩いて10-15分くらいかかります。宿泊地はちょっと離れたところなら、交通機関のミニバスで行くことが出来ます。ミニバス窓の看板にロシア語でПлощадь Ала Тоо(アラトー広場)と書いてあるミニバスに乗るのが大事です。
ビシュケクのアラトー広場の北側に立っています。旧ソ連とキルギスの古代の歴史を扱った3階建ての大きな歴史博物館です。2階は旧ソ連の歴史とレーニン革命や古代の遺跡から発掘された出土品と3階はキルギス遊牧文化と民具に関する物が展示されています。移動式住宅のユルタ(ゲル)も設置されています。
最もユニークなものは古代の遊牧民であるスキタィ族関係のものです。
広場の真ん中に45メートル高さを誇るキルギスの国旗がそびえ立っています。1992年に設定された国旗、赤地に黄色い太陽と、その中にトゥンドックという天窓が描かれています。太陽が栄えることのシンボルで、天窓が遊牧民を象徴します。
キルギスを代表する民族英雄叙事詩関係のマナス像です。馬に乗って、剣を持つ像で、マナスは叙事詩の主人公である勇士の名前です。 口承されてきた民族叙事詩で、ホメロスの『イリアス』や『オデュッセイア』よりも長いです。キルギス人は1000年も昔から語り継いだ英雄叙事詩のヒーロ―で、キルギスのシンボルであります。前はマナス像の代わりに、自由を象徴する女神像が立っていましたがそのあとマナスに変わりました。
アラトー広場にある白い大理石で作った大きな建物はキルギスのホワイト・ハウスでキルギス政府の建物です。2005年と2010年の反政府の革命・暴動の時に、建物が破壊され、火事が起こりましたが何回も修復されました。
歴史博物館の裏側にある古い広場のところで中央アジアでも最大のレーニン像が立っています。歴史的にはロシア帝国に弾圧されていたキルギス人がレーニンの革命のお陰で解放されましたから有名な革命家・社会主義者のレーニンがキルギスでとても尊敬されている方です。
ビシュケクの最も美しくて緑の公園であるパンフィロフ公園。カップルの若者がよく散歩するところで、遊園地でもあります。観覧車もありますからビシュケク市内と天山山脈を一望するなら最適な場所です。
