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ウルグベク天文台、サマルカンド

ウルグべク天文台はティムールの孫ウルグべクが建設した天文台です。驚くべきの正確さを誇る天文台であったことから、ウルグべクの名前が世界的に有名になりました。ウルグべクは帝国の統治により、学問や芸術に深く興味を持ち、イランを中心に各地から有名な学者を招き、学問の発展に努めました。その結果帝国の混乱に繋がってしまい、彼自身は実の息子に暗殺されるという悲劇的な運命を歩みます。しかし天文学者として歴史に残こり、当時の優れた学者であったと言っても過言ではありません。サマルカンドを代表する見どころの一つです。

1420年代に完成したこの天文台は当時として世界最高の水準を持っており、1年の長さを現在と殆ど誤差なく計ることもできました。しかしその後、天文台が破壊され、1908年にロシアの考古学者に発掘されるまではその場所さえ分からなくなっていたと言われます。

現存するのが6分儀の基礎部分のみです。当時は高さ30m、直径46mの3階建ての建物だったといわれます。天頂儀の半径は約39m、円弧は64mです。隣の博物館には当時の図面や断面図があり、またインドのジャイプールにある天文台と比較されています。解説はロシア語とウズベク語です。メインホールには天体を観測するための不思議な施設がありました。ウルグべク天文台の一番珍しいところがここで1000以上の星の軌跡を観測していたという記録があることで有名です。

ウルグべク天文台に行くにはアフラシャブから北東に約1キロチュパン・アタというところに行かなければなりません。ウルグべクはどこで観測をしていたのかというのが不明確でしたが1908年にロシア人のアマチュア考古学者ビヤトキンにより土地に埋もれた天文台の跡が発掘されましたから、天文台があることが明らかになりました。ここでの観測を元にウルベクは1年間を365日6時間10分8秒と推測したことがありますから、当時にしては大きな業績をしたと言っても過言ではありません。ウルベクが推測して研究したのが1429年にですから600年前の話です。

ウルグべクは亡くなってから、天文台が残念ながらイスラム教徒によって破壊されて、天文台のほんの一部しか残っていません。当時が保守的なイスラム教の人によって破壊されなかったら、現在はこの天文台がサマルカンドを象徴する最も有名な観光地であったかもしれません。

 

サマルカンドの他の観光地:

レギスタン広場

ビビハニム・モスク

グーリアミール廟

 シャーヒズィンダ廟群

 

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