カザフスタンを代表する世界遺産の歴史的な観光名所はタムガリ(タンバル)岩絵群・遺跡です。世界遺産になったのは2004年で、中央アジアにある岩絵群の中で、初めてユネスコの世界遺産リストに登録されました。紀元前13-14世紀の青銅器時代に描かれた岩絵がたくさん集中しているところですからタムガリは中央アジア岩絵の宝庫とも言えます。
岩絵の中でユキヒョウ、ヤギ、ラクダ、狩猟風景、太陽頭の人間などのユニークな岩絵がたくさん残っています。紀元前13世紀の岩絵が今まで残っていることをびっくりする方が多いです。尖った石器と金属器で石の表面を削って描きましたから現在も残っています。しかし敷地内にあるのが岩絵だけではなく、古代の古墳、住居跡や祭祀場跡と推測されている遺跡群もあります。
岩絵の平均的な大きさは25-30センチくらいですが一番大きいのが60センチです。この岩絵を見学して当時の人々の生活について知ること出来ます。ここは野外博物館になっていますが見学できるのが岩絵だけではなく、敷地内にある乾燥した大草原、山とキャニオンなどです。
はじめて、1957年にタムガリ遺跡を発掘調査した考古学者がロシア人のマクシモワ(Maksimova)、1970年から~1980年にかけてメドェフ(Medoev)、1988年から~2005年にかけてロゴジンスキー(Rogojinskii)などの考古学者でした。2003年にタムガリは自然保護区として登録されました。
タムガリ岩絵群の面積が非常に広くて、全部で5000点以上の岩絵があり、その岩絵の約5割以上が5つの遺跡地域に集中しています。しかし岩絵群れは全部で48の遺跡地域に分けられていますから2-3時間で見学することが難しく、全部で見学し終わるまでにテントを張って一泊しないといけないかもしれません。
アルマティから北西へ約180キロに位置していて、車で3時間以上かかります。
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