ウズベキスタンのサマルカンドからタジキスタンのペンジケント(パンジャケント)への日帰り観光やサマルカンドとペンジケント間の国境を通過する時の注意するポイントについて解説しますからウズベキスタンからタジキスタンへの日帰り旅行をお考えの方は参考にしてください。
これは自力でサマルカンドからペンジケントへ行く場合の情報ですがウズベキスタンとタジキスタンのツアーに参加したい方は中央アジア専門の現地旅行会社Triplandにお任せください。
ウズベキスタンの最も有名な世界遺産都市であるサマルカンドを日本から訪れる方が多いですがサマルカンドからタジキスタンの遺跡宝庫のペンジケントまで62キロしか離れていないので、サマルカンドから出て、陸路の国境を越えて、タジキスタンのペンジケントへ日帰りの旅行をするのが便利です。車で移動するとしたら、片道1時間以上かかりますが国境の通過がもっと時間がかかる可能性があります。
ペンジケントはタジキスタンの西部に位置するソグド州の都市で、有名なザラフシャン川沿いにあります。ペンジケントの人口は40000人で、そんなに大きい町ではありませんが観光的にとても魅力的な場所です。なぜなら、ペンジケントが古代の国家ソグディアナの町でありましたから、その時代から残存した遺跡がまだあります。
1.サラズム遺跡
ペンジケントから10-15分くらい車で行ったところに世界遺産のサラズム遺跡があります。遺跡の近くに暮らしていた羊飼いが見つけた銅剣をきっかけに、中央アジアでも最も古い5000年前のサラズム遺跡が発見されました。遺跡の調査・発掘事業の結果によると、サラズムはソグド人の主要都市であったそうです。サラズムは2010年に世界遺産として登録されました。
2.ペンジケント遺跡
ペンジケント遺跡は5世紀にペルシャ系のソグド人が築いた都市遺跡であります。現在は廃墟みたいな感じで、穴しか何も残っていませんが歴史が非常に興味深いです。
3.ルダーキー博物館
ペンジケントで生まれた中央アジアの有名な詩人ルダーキの博物館です。タジキスタン大人気の詩人であり、国内のどこでもルダーキの像が立っています。博物館に展示されている物が非常に豊かで、ルダーキ関係の物に限らないで、サラズム遺跡やソグド関係の展示品がありますから、ルダーキー博物館がおすすめです。