キルギスを訪問する予定のお客様はキルギスに来てからどこに行こうかなとお考え中だと思いますがそうなら世界遺産のブラナ塔・バラサグン遺跡がおススメ!ブラナの塔はキルギス観光の拠点であるビシュケク首都から60キロしか離れていませんから行き方とアクセスが非常に便利で、日帰りの観光に最適です。
キルギス代表の世界遺産であるブラナの塔・バラサグン遺跡の行き方やアクセスとブラナ塔の宝である石人について現地旅行会社として情報を共有させていただきます。
ビシュケクからブラナ塔への行き方を詳しく解説しますので参考にしてください。
まずはビシュケク市内の東バスターミナル(ボストチ二ーアフトボクザル)からトクモクという町まで行く乗り合いバスに乗っていきます。
交通代が50ソム、移動時間が1時間以上です。
トクモクに到着したら、バスターミナルで降りてタクシーに乗り継いて、ブラナ塔へ移動。
交渉と運転手によってタクシー代が違いますが平均的に片道300‐400ソムくらいです。
しかし見学し終わるまで運転手を待たせる場合はお金がもっとかかりますので気をつけてください。何時間くらい見学するのを事前に運転手に話しておいて、待ってもらったほうがいいです。
ビシュケクへ帰りが同じ行き方でいいです。タクシーと乗り合いバスで帰ります。
キルギス観光に関して、色々無料の相談・現地サポートを行いますので何でもお気軽にお問合せください。
弊社のブラナ塔への日帰りツアーを見るにはこちらをクリック ブラナ塔日帰りツアー
ブラナ塔は11世紀にテュルク系遊牧国家のカラハ二―ド朝の都として建設されて、2014年に世界遺産として登録されました。11世紀にはブラナではなく、ここで生まれた有名な詩人バラサグンにちなんで、バラサグンと呼ばれていましたが現在はキルギス語でブラナと呼ばれるようになりました。
シルクロードの十字路として栄えたブラナの敷地内には様々な民族が暮らしていたので文明の中心地だったとも言われています。
現在は200m四方の敷地に当時の建物がわずかながら残っています。この塔が当時45メートルでしたが地震で24メートルになってしまいました。ブラナ塔はイスラム教の歌アザーンを流すための塔として使われ、近くにモスクもありましたがモスクが崩壊してしまって残ったのが塔だけです。塔のそばにある八角形の石組みはカラ・ハーン朝の霊廟の土台部分でした。
ブラナ塔について詳しくはこちらをクリック ブラナ塔とバラサグン遺跡
ブラナ塔の敷地内には6世紀から作られた石人の野外博物館があります。この石人は戦争で亡くなった戦士のお墓用の墓石でしたが考古学者より発見されてからブラナの方に持ってこられて、博物館が作られました。この石人は彫られた石で人間を形をし、近くから見ると顔と持っている剣と茶碗も見ることが出来ます。
その中、キルギスで発掘されたアラビア文字の書いて珍しい石もあります。
ですからブラナ塔に登って、天山山脈の写真撮影だけではなくて石人の博物館もぜひ訪れてください。