北岸の一番にぎやかな避暑地として知られているチョルポンアタのインフラが非常に整備されていて、どこを見ても、高級なリゾート地や旧ソ連のサナトリウム、政府要人の別荘と民宿、ナイトクラブやカフェ・レストランなど一杯あります。ですから観光でチョルポンアタ市を訪れる方が自分のご予算に合わせて、安い民家風のゲストハウスや高いリゾートホテルで泊まることが出来ます。
チョルポンアタはキルギス真珠のイシククル湖の北岸、天山山脈の支脈クンゲイ・アラトーの麓に位置していますから、近くに山と湖が見え、豊かな大自然に限らず、遊牧民のスキタィ族もイシククル湖周辺で生きていたことから、古代の歴史的な遺跡も残存しています。
チョルポンアタの主な観光名所は以下の通りです。
ルフ・オルド文化センター
ルフ・オルドはキルギス全体の歴史、政治家や作家、詩人などの有名人の像が展示されている野外の博物館・文化センターです。特に有名なのがキルギス代表のチンギス・アイトマトフ作家の像です。敷地が広いので、歩きながらキルギスの文化や伝統、歴史について知識を深めることが可能です。
チョルポンアタの岩絵野外博物館
4000年前にスキタィ族に描かれた岩絵と推測され、ユキヒョウや狩猟をする人、鹿と野生のヤギなどの900個以上の岩絵がありますから、歴史の深い観光名所です。
チョルポンアタ歴史博物館
キルギス代表の英雄叙事詩マナスや第二次世界大戦の時戦死されたキルギスの戦士、ソ連が崩壊後にキルギスは独立してからの歴史、イシククル湖の底から発掘されたものなどが展示されていますから、この博物館の訪問をおすすめします。
キルギス首都のビシュケクからイシククル湖のチョルポンアタへの行き方・アクセスがそんなに難しくはないです。なぜならチョルポンアタは大事な観光資源であり、ビシュケクから行く乗り合いタクシーやミニバスなどの交通機関が発達していますから、何時からでも車に乗って、チョルポンアタに行くことが出来ますからです。
ビシュケク市内のザパド二ーアフトバクザル(Zapadnyi Avtovokzal)というバスターミナルからイシククル湖のチョルポンアタ(Иссык Куль, Чолпон Ата)と書いてあるミニバスに乗ります。
ビシュケクからチョルポンアタまでの移動時間は4時間で、270キロです。
ミニバス代は500ソム(7ドル)ですがシーズンによって変わる時もあります。
支払いは現金のみで、カード支払いがありません。
乗客が満員にならないと出発しませんから、お急ぎの方は時間の余裕を持って乗った方がいいです。
移動中に、貴重品に気を付けることが大事です。スリがいる可能性があります。
ザパド二ーアフトバクザル・バスターミナルの位置がここ!