地獄の門(ダルヴァザ)はトルクメニスタン絶景の観光スポットで、遠く離れたカラクム砂漠に位置していますからダルヴァザの地獄門への行き方・観光について解説します。地獄門への観光をお考えの方が行き方についての情報を参考にしてください
ダルヴァザの地獄門への行き方として三つの方法があり、それは以下のとおりです。
三つの方法とも列車か車か飛行機で国境の町ウルゲンチまで行って、その先は国境を越えてトルクメニスタンのダルヴァザ地獄門にタクシーで移動することになります。
ウルゲンチはトルクメニスタンとの国境にあるウズベキスタンの町で、首都のタシケントから行かれる場合はまずはウルゲンチに行く必要があり、そこの国境を通過してトルクメニスタンに入国するという形です。
この地獄の門への行き方・観光についてのブログは個人旅行の方のためですが地獄の門のツアーを予約したい方は中央アジア専門の現地旅行会社Triplandのホームページ・以下のリンクをクリックしてください。
ウルゲンチまで行くには一番便利なのが列車ですからウズベキスタンとトルクメニスタンの国境の町ウルゲンチに列車での行き方を教えます。
まず列車に乗るにはタシケントのタシケント・パス(Tashkent Pass)という駅に行って、切符を買いましょう。
タシケント駅からウルゲンチまでは10000スム (1500円) で行くことができます。
タシケント駅のチケットを買うところは駅の西にある建物で、建物の中にKASSA(切符売り場)と書いてある場所です。
皆さんはロシア語とかウズベク語ができませんから、中に入ったら英語で対応してくれる窓口を確認してください。
パスポートを提出して、行先(ウルゲンチ)と何時に出発する列車に乗るのか教えれば簡単に購入できます。
タシケントからウルゲンチまでの車両を必ずACの車両にすることが大事です。なぜならウズベキスタンは基本的に暑い国で、列車内が40度を超えてしまい、クーラーが無くて窓が開かないので列車の中にいることが大変になりますからです。
ウルゲンチに着いたら、ウルゲンチの駅周辺に沢山のタクシーがありますからその場でタクシーの運転手と交渉。タクシーで国境までは30分の移動になります。
ご希望がある場合はウルゲンチからウズベキスタンの有名な観光資源であるヒヴァ(ヒワ)の街に行くことも可能です。
ウルゲンチから国境までは30分ほどタクシーで走ります。国境までのタクシー代が乗客の人数によりますが3-4人でタクシーを利用する場合は一人あたり13000-15000スム(200円以上)になります。
トルクメニスタンとの国境を越えたら、トルクメニスタン側で沢山の両替場がありますが、ここでドルからトルクメニスタンの通過マナトに両替することをおすすめします。なぜならトルクメニスタンではウズベクのスムを使えませんからです。
ウズベキスタンとトルクメニスタンの国境でのレートが1ドル=13マナトです。
トルクメニスタンとの国境がお昼休憩になるとクローズしますから気を付けましょう。12:30前後で国境を通過することが一時的に通過することが不可能になりますからできるだけ早く行くようにしましょう。
ウズベキスタン側の国境を越えると、トルクメニスタンへ入国しますが門を出たところの乗り合いバンに乗ってトルクメニスタン側へ行きます。歩ける距離ですが規則としてバンに乗っていくことになりますから歩かないでバンで行くことをおすすめします。
イミグレの時には隣の窓口でトルクメニスタンへの入国税として15ドルを支払ってから荷物の検査に行くことになります。国境の軍人によって荷物検査が厳しい時とそんなに厳しくない時もあります。
普段は係官に荷物のカメラのバッテリーや薬について聞かれることが多いですがその時に、荷物から出して見せれば大丈夫です。
トルクメニスタンに入国!
国境を越えて、2分くらい歩いたらタクシーの乗り場があり、ここからダルバザの地獄の門にタクシーで行きましょう。
タシャウス国境から地獄の門まで312キロくらいですから3時間―4時間かかります。
地獄の門が暑いカラクム砂漠にあるため、飲み水や食事を持って行くことが大事です。行く途中のスーパーで購入してください。
地獄の門周辺にはチャイハナという食事をとって宿泊できるところもあり、ここで荷物を置かせてもらうことも可能ですが地獄門の第1の楽しみ方がクレーターの近くでテントを張って、夜のクレーターのガスが燃える姿を見ることですから、キャンプすることをおすすめします。
地獄の門まで、結構歩いてトレッキングすることになりますから、チャイハナに重い荷物を預けて、食料品や飲み水を持って行きましょう。
50分くらい歩くと本旅行の目指す観光地地獄の門が見えてきます。
地獄の門に無事に到着!!!
旧ソ連時代に天然ガス発掘調査中、事故が発生してできたクレーターで40年も燃え続けることで有名です。
あまりクレーターに近くまで行きすぎると一酸化炭素の中毒になる可能性がありますから注意してください。