カザフスタンの首都ヌルスルタンの観光、主な観光名所や見どころ、治安、行き方とヌルスルタン国際空港と空港から市内へ移動などについて解説します。ヌルスルタンを観光で訪問する旅行者はぜひ参考にしてください。日本人の設計でつくられた未来の都市ヌルスタンの観光をお楽しみください。
カザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)の以前の名前はアクモラでした。シルクロード時代にアクモラがユーラシア北部地域と南部のシルクロードを結ぶ大事な中継地点でありましたが1830年に中央アジアを占領することを目的にしたロシアの帝国が現在のヌルスルタンの土地でアクモリンスクという要塞を建設しました。この要塞が建設されてから、人口が増え、急激に交易が発展しましたから、要塞からどんどん大きなアクモリンスク市に変わってきました。ロシアが行った移住政策の結果、沢山のロシア人がアクモラのステップ(草原)に移住されて、進出が促進されました。
しかし1960 年にアクモラからツェリノグラドに改名されましたがソ連崩壊後にカザフスタンが独立してから、アクモラに戻されました。カザフスタンの大統領ナザルバェフの強力なリーダーシップにより、1997年の12月10日に首都がアルマティからアクモラに移され、正式にカザフスタンの首都がアクモラになりました。1998年に首都名がアスタナに改名されました。この遷都の理由はアルマティにおける人口集中と環境の悪化、地震の多いアルマティから地震が少ない安全地域に移転、ロシア語系住民の比率が高い北部の分離独立運動を防ぐことなどです。
1998年に前のアスタナ市(現在のヌルスルタン)で開催された新首都の国際設計コンペの結果、日本の有名な建築家・設計家の黒川紀章氏が優勝しましたから、ヌルスルタン市が日本人の設計でつくられました。日本人の建築家の設計で町を作る前に、日本のJICAの開発調査が行われ、日本側が提案したヌルスルタンの都市建設のマスタープランがカザフスタンの政府に承認されました。
ヌルスルタンは町としてまだ若いですがカザフスタンを代表する観光スポットがヌルスルタンにあります。ヌルスルタンの観光をすると「まてんろう」みたいな高層ビルがたくさんありますから、まるでヨーロッパの町にいるような感じがします。ヌルスルタン市内をイシム川が流れていますから、川の左岸と右岸に分けられています。
ヌルスルタンを代表する観光名所はカザフスタン発展のシンボルであるバイテレクのタワーです。バイテレクの意味は「ポプラ」の木です。有名なノマン・フォスターの設計でつくられ、神聖な鷲サムルークは「生命の木」であるバイテレクの木に黄金の卵を産み落とすというカザフスタンの有名な神話に基づいて設計されました。またはバイテレクが高さ97メートルの展望台にもなっていますから、ヌルスタンの市内を一望することが出来ます。高さの97という数字が、首都がアルマティからアスタナ(現ヌルスルタン)に1997年に遷都したことに由来します。バイテレクのタワーの高さは 105メートルで、市内のどこから見ても、塔がきれいに見えます。
住所:Nurzhol Blvd 1 、Nursultan、電話: 44-64-72
オープンタイム:6月~8月 10:00~22:00、9月~5月 10:00~21:00(年中無休)
入場料:大人 700 テンゲ,子供(14 歳まで)300 テンゲ,5 歳までは無料
ハズレット・スルタン モスクはヌルスルタンの中央モスクであり、5000人の巡礼者を収容する中央アジア最大のモスクとして有名です。モスクの建設が完成したのが2012年でモスクのユニークなデザインがたくさんの観光客を魅了しています。12世紀のイスラム教の有名な伝道者・聖人コジャ・アフメド・ヤサウィの異名「ハズレット・スルタン」に因んで名付けられたモスクです。中央ドームの高さは51メートル、ミナレット(塔)の高さ77メートル、敷地11ヘクタール、入り口が数ヵ所あります。
女性はモスクの中に入る時、スカーフをかぶって、頭髪を隠す必要があります。
入場料:無料
ヌルスタン代表の建造物であるピラミッドの形をしたコンベンションホールです。「世界伝統宗教会議」を開催するための場所として,バイテレクの設計をしたイギリスの有名な建築家ノーマン・フォスターの設計で 2006 年に建設されました。珍しいのが壁に沿って斜めに動くエレベーターがあることです。一階にはこの宮殿の建築について展示があり、2階にカザフスタンの民族について展示場がありますから、カザフスタンのことについて様々な面白い情報を得ることが出来ます。
2014年に建設された巨大な博物館で、展示面積が1万400平方キロメートルありますから中央アジア最大規模の博物館を誇ります。ヌルスルタンだけではなく、カザフスタン全体の歴史、文化、伝統、産業などについて幅広く展示されていますから、ここから様々な情報を得ることが可能ですから、おすすめの観光名所です。ソ連時代の政治抑圧やセミパラチンスクでの核実験などの時事問題をテーマにした展示場が特に面白いです。英語、ロシア語、カザフ語で行われる40分の有料のガイドツアーもあります。
月曜休館 10:00~18:00、入場料:一般 500 テンゲ,黄金の間 1000 テンゲ,
ガイド・サービス:500 テンゲ(ロシア誤,カザフ語,英語)
観覧車~ヌルスルタンの街市内を一望するなら、65メートルの観覧車をおすすめです。2017年にオープンした観覧車です。マイナス15度以下になると休業です。(オープンタイム:12:00~24:00)
料金:大人 1200 テンゲ,学生・子供 1000 テンゲ
アスタナ公園内,巨大国旗の近くに位置する地図の公園です。アタメケンとはカザフ語で「父祖の地」を意味し、地図公園内には,カザフスタンの歴史的建造物やカザフスタン各地域の特徴を知ることができる。隣接する建物の 1 階にはカザフスタンの歴史資料の展示場があり、2 階にヌルスルタン市の模型があります。
地図公園アタメケンの横に高さはカザフスタン最高の 111mの国旗があります。国旗の大きさは縦 15m×横 30m です。
ヌルスルタンの独立宮殿は3000人を収容できる大きな建物で、カザフスタンの大規模会議、コンサート、国レベルの行事が開催される場所です。平和と調和の宮殿の正面に位置し、2008年12月に建設されました。2 階には民族考古学や工芸と美術のギャラリーがある。3 階には映画館、アスタナ市歴史博物館があります。
大祖国戦争の戦勝記念日に2001 年 5 月 9 日に建設された場所です。基本的には第2次世界大戦の時に、戦死された戦士の記念をしてつくられたモニュメントのあるところです。中心部に位置していますから、周辺にはアイスホッケーの競技場や内務省と大学などもあります。
日本からカザフスタンのヌルスルタン(旧アスタナ)への行き方・アクセスが便利になりました。日本からカザフスタンの首都ヌルスルタンへは国際線の直行便が運航されています。航空会社の名前はSCATです。以前日本からカザフスタンに行くには韓国のソウル乗り継ぎで旧首都のアルマティ着という感じでしたがSCATの便ができて良かったです。
カザフスタンのヌルスルタンを観光で訪問するお客さんは気になるのが治安です。ヌルスルタンの治安がいいです安心してヌルスルタンの旅行をすることが出来ます。ヌルスルタンは経済的に発展した近代的な都市で、住民の生活水準が高いので、泥棒、強盗とスリ関係の事件が比較的少ない方ですがそれでも全くないとは言えません。人混みのところやバザール、交通機関のところで、特に気を付けましょう。最低限気をつけて、観光したら、強盗やスリの可能性が低くなります。
日本の成田空港からヌルスルタン国際空港へ直行便の運航ができましたから非常に便利です(SCATの航空会社)。日本からの直行便がありますから、これからヌルスルタンを観光で訪れる日本人が増えてくると期待されています。
ヌルスルタン・ナザルバェフ国際空港は市内から南方約18キロの郊外に位置しています。2005 年 3 月に建設されたヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港の建物も黒川氏の設計であり、日本側の円借款事業で実施されました。3年前に新しいターミナルの建設が終わって、今は新しい国際線ターミナルとして利用されていて、国際と国内の便が発着しています。ただヌルスルタンは冬の気候がとても厳しくて、風が始まると嵐になって、飛行が中止されることがあります。
ヌルスルタン空港の国際ターミナルを出て、左に進むバス停があり、そこから市内へ向かう10番のバスが頻繁に出ていますから便利です。または外に出たら、メーター付きのタクシーも多くありますから市内のどこまでも簡単に行くことが出来ます。
ヌルスルタンのホームページ: http://en.astanaairport.kz/
