カザフスタン最大の都市アルマトイ(アルマティ)の観光名所の中で最も人気ある見所がコクトべです。コクトべの意味は「緑の山頂」で、木や植物が多いところですので春になると緑が増えて、山頂が緑色に変わり、大自然の宝庫になります。
コクトべは標高は1130mのところに位置していますからここから標高がもっと低いアルマトイの街並みとパノラマを一望し、天山山脈の支脈である雪に覆われたザイリスキーアラタゥ山脈の景色を眺めることも出来ます。
コクトべの一番の楽しみ方がアルマトイ市内からコクトべ山頂まで行くロープウェイです。
このコクトべのロープウェイの長さが1622m、アルマトイ市内から山頂まで片道6分、ロープウェイの高さが251mです。ロープウェイに乗る時間が短いですがそれでも6分以内に、アルマトイの街並みと天山山脈の支脈ザイリスキーアラタゥの写真を撮ることが出来ます。
コクトべのロープウェイがグルジア人に設計され、1967年に造られました。1978‐1983年にコクトべ楽園の敷地内には当時の世界第9位の高さを誇る展望台(高さ371.5m)が建設されました(現在第41位の高さ)。この展望台を登ってはいけませんが将来修復されて、近代化されたら登れるようになる可能性があります。
2007年に有名な歌手グループのビートルズの像が造られました。
コクトべがアルマトイ市内にありますから行き方が簡単です。ドストク通りにあるカザフスタンというホテルのそばに、コクトべ(ロシア語でКок Тобе)と書いてあるロープウェイ乗り場の建物があります(またはメデウ行きのバスティもあります)。あそこから乗るとコクトべの山頂までロープウェイで行くことが出来ます。